【MLB】 28年ロス五輪のアメリカ代表を米メディアが予想 ハーパーらを中心に若手スターが“ドリームチーム”結成か
オリンピックでアメリカのドリームチームが見られるのか?参加を望む選手らの訴えもあって、2028年のロサンゼルス五輪にメジャーリーガーが参加するのではないかという機運が高まっているようだ。これまで五輪には40人枠内の選手が参加したことは無かったが、MLBはメジャーリーガーを五輪に派遣する可能性についてオープンであると報じられている。米メディア『ジ・アスレチック』は現状の2028年の五輪アメリカ代表のメンバーを予想。予想メンバーにはブライス・ハーパー(フィリーズ)やムーキー・ベッツ(ドジャース)らが名を連ねた。 【動画】米代表の正遊撃手候補ヘンダーソンの豪快弾 この予想メンバーは成績予測システム『ZiPS』に基づくこともあって、若手スターの割合が非常に多い結果となった。その中でも異彩を放つのは、2028年には35歳を迎えるハーパーだ。ハーパーはその時までにピークアウトしている可能性が高いかもしれない。しかし、ハーパーはオリンピックへのメジャーリーガーの参加を最も声高に主張し、五輪参加の機運を生み出した張本人でもある。2028年までに急激に衰えていなければロスター入りの可能性は高い。 さらにア・リーグのMVPを争うアーロン・ジャッジ、ガナー・ヘンダーソン、ボビー・ウィットJr.もロスター入りが予想されている。そして、投手では鮮烈なデビューを飾ったポール・スキーンズ、ア・リーグサイ・ヤング賞最有力のタリック・スクーバルらが選出予想。エース級の実力者であるコービン・バーンズ、コール・レイガンズらはリリーフ役と予想される層の厚さだ。 アメリカ代表はオリンピックで金メダルを獲得したのは1回のみ(6回出場)、WBCでも優勝は1回のみ(5回出場)と国際大会では結果を出せていない。もし、ドリームチームの結成が実現すれば、その大義名分である「野球という競技の成長」にも大きく寄与しそうだ。 ◆捕手 アドリー・ラッチマン(オリオールズ) ローガン・オホッピー(エンゼルス) ◆内野手 ブライス・ハーパー(フィリーズ) ジャクソン・ホリデイ(オリオールズ) ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ) ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ) メイソン・ウィン(カージナルス) ロイス・ルイス(ツインズ) ◆外野手 カイル・タッカー(アストロズ) アーロン・ジャッジ(ヤンキース) ムーキー・ベッツ(ドジャース) ジャクソン・メリル(パドレス) コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス) ジェームズ・ウッド(ナショナルズ) ◆先発投手 ポール・スキーンズ(パイレーツ) スペンサー・ストライダー(ブレーブス) タリック・スクーバル(タイガース) ジョージ・カービー(マリナーズ) ローガン・ウェブ(ジャイアンツ) ◆救援投手 コービン・バーンズ(オリオールズ) コール・レイガンズ(ロイヤルズ) ハンター・グリーン(レッズ) オリオン・カーケリング(フィリーズ) ジョシュ・ヘイダー(アストロズ) デビン・ウィリアムズ(ブリュワーズ) メイソン・ミラー(アスレチックス)