アタランタ3位浮上ならず…セリエA最終順位決定、得点王はラウタロ、アシストTOPはディバラとR・レオン
セリエA第29節延期分が2日に行われ、アタランタとフィオレンティーナが対戦した。 【ハイライト】フィオレンティーナvsアタランタ 2023-24シーズン最後のセリエAの試合は、点の取り合いとなった。6分にガエターノ・カストロヴィッリのアーリークロスをアンドレア・ベロッティがヘディングで合わせて、フィオレンティーナが先制に成功するが、12分にシャルル・デ・ケテラーレの絶妙なスルーパスで抜け出したアデモラ・ルックマンがゴールを決めて、アタランタがすぐに同点に追いつく。 19分にはクリスティアーノ・ビラーギのクロスをニコラス・ゴンサレスが見事なボレーシュートでゴールネットを揺らし、フィオレンティーナが再びリードするが、32分にアタランタのジョルジョ・スカルヴィーニが強烈なミドルシュートをゴールに突き刺し、またも同点に追いつく。 それでも、フィオレンティーナは前半終了間際にコーナーキックのこぼれ球をベロッティが押し込んで、リードを奪うことに成功。後半はアタランタがチャンスを作るも、トンマーゾ・マルティネッリの好セーブもあり、得点は動かず。試合はこのまま3-2でフィオレンティーナが勝利し、敗れたアタランタは4位でフィニッシュすることになった。 なお、この試合の82分、EURO2024に向けたイタリア代表の暫定メンバーに選出されていたアタランタのジョルジョ・スカルヴィーニが、相手との接触なしでピッチに倒れ込み、途中交代を余儀なくされた。膝を負傷したとみられ、EURO2024出場に向けて、状態が心配される。 これで2023-24シーズンのセリエA全試合が終了。セリエA公式サイトの集計による得点王には、24ゴールを奪ったインテルのラウタロ・マルティネスが輝き、アシスト王は9アシストを記録したローマのパウロ・ディバラとミランのラファエル・レオンが並ぶ結果となった。最終順位と得点、アシストランキングの詳細は下記の通り。 ■順位:チーム(勝ち点/得失点) 1位:インテル(94/67) 2位:ミラン(75/27) 3位:ユヴェントス(71/23) 4位:アタランタ(69/30) 5位:ボローニャ(68/22) 6位:ローマ(63/19) 7位:ラツィオ(61/10) 8位:フィオレンティーナ(60/15) 9位:トリノ(53/0) 10位:ナポリ(53/7) 11位:ジェノア(49/0) 12位:モンツァ(45/-12) 13位:ヴェローナ(38/-13) 14位:レッチェ(38/-22) 15位:ウディネーゼ(37/-16) 16位:カリアリ(36/-26) 17位:エンポリ(36/-25) 18位:フロジノーネ(35/-25) 19位:サッスオーロ(30/-32) 20位:サレルニターナ(17/-49) ■得点ランキング(※) 1位:ラウタロ・マルティネス(インテル)24ゴール 2位:ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス)16ゴール 3位:ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)15ゴール 3位:オリヴィエ・ジルー(ミラン)15ゴール ■アシストランキング(※) 1位:パウロ・ディバラ(ローマ)9アシスト 1位:ラファエル・レオン(ミラン)9アシスト 3位:シャルル・デ・ケテラーレ(アタランタ)8アシスト 3位:オリヴィエ・ジルー(ミラン)8アシスト 3位:ヘンリク・ムヒタリアン(インテル)8アシスト 3位:クリスティアン・プリシッチ(ミラン)8アシスト ※セリエA公式サイトの集計
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