アユ解禁初日も苦戦 雨が少なくダム貯水率は70%「雨の動向には注視」<宮城県>
ミヤギテレビ
仙台市青葉区の広瀬川では朝早くから釣り人が繰り出しおとりのアユを使った「友釣り」の仕掛けでアユを釣り上げていた。 【関連】そもそも「梅雨」は何のためにあるのか? 今年は、冬の積雪量と5月と6月の降水量も少なかったため、広瀬川では本来、川底に隠れている石があらわになっていた。 このためアユのエサとなるコケが十分育たず全体的に小ぶりだと言う。
釣り歴40年の釣り人 「小さいしやせています。渇水の影響、例年ですとだいたいいつも会社が始まる前までの3時間ぐらいで30匹は釣って帰ります」 アユ釣りは来月にかけて最盛期を迎え釣り人は恵みの雨を期待していた。
雨が少なく…ダムの平均貯水率は70%
広瀬名取川漁協 佐藤勇 理事 「水がなくて大きくなれない。もう川じゃないです。毎日のように天気予報とにらめっこしてます」 仙台市民の上水道にも供給される大倉ダムなど宮城県管理のダムの平均貯水率は1日現在70%だった。 県の担当者は「節水を要請する段階ではないものの雨の動向には注視したい」と話しています。