香取慎吾 11年ぶりにフジ系連ドラ主演 〝日本一の最低男〟演じる「実際の慎吾ちゃんは…」
俳優で歌手の香取慎吾(47)が、来年1月期のフジテレビ系木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(22時~22時54分)で、主演することが決まった。2014年の「SMOKING GUN~決定的証拠~」以来、約11年ぶりにフジ系連続ドラマ主演となる。 同ドラマは完全オリジナル作品。人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男・大森一平(香取)が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことに。家族や社会、日本の問題と向き合っていく中で、義弟や子どもたちと家族のような関係を築いていきながら、より良い社会を作りたいと思うようになり、選挙に立候補することになる――という〝選挙&ニセモノ家族ドラマ〟。社会的テーマも毎話盛り込みながら、〝日本一の最低男〟が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く。 主人公・大森一平役の香取がフジ系連続ドラマに主演するのは、2014年4月期「SMOKING GUN~決定的証拠~」以来、約11年ぶり。数々の話題作で主演を務めてきた香取が、自身初となる「政治家を目指す男」を、一体どのような演技で表現するのか注目だ。 香取は11年ぶりのフジ系連続ドラマ主演の心境を問われ、「今から7、8年前、フジテレビでレギュラー出演させていただいていた番組が終わることになって、最終回の収録が終わったとき、レインボーブリッジを渡って帰ったんですね。それ以来、あの橋を渡ってお台場に来ることは、ほとんどなくなって。でも、それだけの長い年月を経たことによって、テレビって、すごくすてきで華やかで、でもその分、テレビを作ることはすごく大変なことなんだ、ということに気づくことができたんですよね」と告白。 続けて「しばらくテレビの世界から離れていたからこそ、逆にテレビのことがよくわかるようになった。だから今は、そんな華やかな世界にまた足を踏み入れられるという喜びと、離れていたからこそ感じるプレッシャーと、その両方を味わっているところです」と吐露。主演オファーには「びっくりしましたね。でも、すぐに〝挑んでみたい〟っていう気持ちに変わりました。挑むといっても、〝楽しみながら演じる〟という姿勢は忘れずに、スタッフやキャストの皆さんと一緒に、良いお仕事をしたいなと思ってます。テレビの前の皆さんに〝面白かった〟って心から言ってもらえるようなドラマになったらいいなと」と語った。 演じる主人公・大森一平は、不祥事を起こした元テレビ局の報道マンで、子供嫌いで家族嫌いの無職同然のフリージャーナリスト。香取は「一平は、いわゆる〝最低男〟なんですけど、実際の慎吾ちゃんはとってもいい人なので(笑い)。本物の〝最低男〟になれるように頑張りたいと思います! 〝今度の慎吾ちゃんは最低だね〟って言われたら、こっちの勝ちかなと」と笑った。
東スポWEB