24日までモンスタに展示

写真コンテストの入賞作品を鑑賞する親子（体験学習館モンスタで）

　宇部市常盤動物園協会（藤崎昌治会長）主催の「第6回ときわ動物園写真コンテスト」の入賞作が決まり、プリント部門の最高賞となるグランプリには、フサオマキザルが凍った果物を豪快に頬張る姿を近距離で捉えた岡崎ロレッタさん（65）＝福岡市＝の「猛暑日のご褒美」が輝いた。入選以上の13作品は、来年の同園オリジナルカレンダーに掲載される。 　動物への関心や理解を深めてもらおうと、2019年から毎年開催。今回は県内外の7～84歳の29人から150点の応募があった。動物写真家の内山晟さん（東京都）が審査し、グランプリなどの6賞と入選7点、佳作の15点を決めた。 　内山さんは「今回はミラーレスカメラを使った作品も多く、誰もが動物写真を撮る楽しさを味わえる時代になったと感じる。今後も動物園に通って四季折々に見せる表情、しぐさ、生態を観察し、広い視野で撮影に挑戦してみて」と講評した。 　昨年から創設したインスタグラム部門には20人から83点の応募があり、同園職員が入賞12点を選んだ。両部門の入賞作品など40点は、24日まで同園体験学習館モンスタに展示されている。 　入場無料。時間は午前9時半～午後5時。 　プリント部門の受賞者は次の通り。（敬称略） 　▽グランプリ＝岡崎ロレッタ▽ときわ動物園長賞＝秦保博▽毎日新聞社賞＝西藤克己▽宇部日報社賞＝末廣栄▽宇部観光コンベンション協会長賞＝石川裕樹▽飼育員賞＝秋村隆穂▽入選＝田井中剛、谷野隆、野本慈、長井純、笠井良壽、谷野和恵、高井晨冴▽佳作＝冨田弘子、石川晴智、青木千夏、冨田虎次郎、吉野由恵、久光美保子、三國誠、沖健一、石川陽大、吉富延子、桶田敏治、佐藤和己、中村弘枝、石川満彦、猿田基樹