【MLB】 メレンデスの逆転満塁弾でロイヤルズ勝利 ドジャース・山本は上腕三頭筋の張りで負傷交代 大谷は無安打
【ロイヤルズ7-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間6月16日、M・J・メレンデスの満塁弾に助けられ、ロイヤルズがドジャースとの3連戦の2戦目に勝利した。ドジャースが2対1とリードして迎えた6回、ロイヤルズは二死満塁のチャンスから7番メレンデスが8号グランドスラムを放って逆転。その後も追加点を加え、7対2でドジャースを振り切った。先発セス・ルーゴは6回2失点でクオリティスタートを達成して、ア・リーグトップの今季10勝目(2敗)。ドジャースは満塁弾を浴びた3番手ブレーク・トライネンに1敗目(2勝)が付いた。ドジャース先発の山本由伸は上腕三頭筋の張りを訴え、2回無失点で途中降板した。 【動画】12球の攻防の末・・・ロイヤルズ・メレンデスが逆転満塁弾を放つ(MLB.comより) 前回のヤンキース戦で自己最多106球を投じた山本は、ローテをスキップして中7日で先発した。今日もロイヤルズ打線を2回無失点に抑えたが、前回登板で上がった球威は鳴りを潜め、今日最後の一球は約150キロの4シーム。今日の4シームの平均球速はシーズン平均よりおよそ2.2キロ低かった。2回限りで降板した山本について、ドジャースは「上腕三頭筋の張り」が原因だと発表。不運にも先発投手を失ったドジャースは、早めの継投策を余儀なくされた。 4回に8番ギャビン・ラックスの2点タイムリーが飛び出し、2対1とリードして迎えた6回、ドジャースは3番手トライネンにスイッチ。シーズン通して安定感を誇っていたトライネンだったが、今日は乱調気味だった。3四球で塁を埋めると、メレンデスには12球の攻防の末、満塁弾を献上。その後、ドジャースは7回にも2番ボビー・ウィットJr.のタイムリーなどで2点を追加され、7対2で敗れた。 「2番・DH」でスタメン出場した大谷翔平は、3打数無安打1四球に終わった。第1打席はセカンドゴロダブルプレー、第2打席もセカンドゴロ、第3打席はファーストゴロに倒れ、第4打席は四球を選んだ。シーズン通算成績は打率.305、OPS.948となっている。大谷は6月の月間打率が.229となかなか調子が上がってきていない。