ハリス氏の発言は「なし」陣営が声明「お祝いムードという感じない」CNNコメント 米大統領選
5日夜(日本時間6日朝)に開票作業が始まった2024年米大統領選に立候補している民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)の陣営の責任者は6日未明(同6日午後)になって、夜の間にハリス氏からの発言はない、とする声明を発表した。 CNNなど米メディアが伝えた。 ハリス氏の支持者らが集まっている首都ワシントンの会場に登壇した、陣営責任者の男性は、支持者らに感謝の思いを述べた上で「まだ集計作業が続いている。夜の間、確実にすべての票が開票されるまで待ちたい。今夜、副大統領からの発言はありません。明日、ここに戻ってきて、支持者のみなさん、国民のみなさんに対して発言します」「私たちはみなさんを信じています」と述べ、あいさつを終えた。ハリス氏は6日朝(同6日夜)にも公の場に現れ、何らかの発言するとみられる。 CNNの特別報道番組では、「今聞いていても、お祝いムードという感じはなかったですね」と伝えた。 CNNなど米メディアでは、これまで開票速報を報じているが、これまでのところハリス氏に先行していると伝えられ、激戦州7州のうち、ノースカロライナ州とジョージア州での勝利も確実になったと報じられた共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は、フロリダ州の邸宅マール・ア・ラーゴで家族や友人とともに開票を見守っていると伝えられている。 CNNなどは、トランプ氏が今後、支持者らが集まるフロリダ州のコンベンションセンターに姿を見せる可能性があると報じており、ハリス氏とは対照的な対応となる可能性もある。