田崎史郎氏 “103万円の壁”引き上げの決着は「178万は無理…130~140万かなという話が」
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が4日、TBS「ひるおび」(月~金曜前10・25)に出演。国民民主が看板政策に掲げる「年収の壁」の103万円から178万円への引き上げについて言及した。 【写真あり】石破首相 佳子夫人との2ショット披露 秋の園遊会に出席 「素敵です」「仲睦まじい」 国民民主党は、10月27日に投開票された第50回衆院選で、公示前の4倍の28議席を獲得し、政界のキャスチングボートを握りつつある。 一方、自民、公明両党の与党は、派閥裏金事件などの政治とカネ問題、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題が影響して計215議席で過半数(233)を割り込む大敗を喫した。 田崎氏は、国民民主が求める“103万円の壁”引き上げについて「自民党は、ある程度の引き上げに応じる。12月中旬までにどこまで引き上げられるか決まる」と指摘。 そして、「(決着は)12月中旬になりますけれども、交渉に入っていって、一体どれくらいになるかなんですよ。今が103万円で国民民主が求めているのが178万ですよね。たぶんね、その間で決着するんですよ。昨日、ある議員と話したら“130万かな、140万かな”みたいな感じですよ」と言い、「178万までいくのは無理なんですよ、これは。無理なことはたぶん国民民主は分かっていて、でも“手取りを増やします”とずっと言ってきて、国民も求めているというので、どれくらいまで増やすかで130万から140万かなって話が出てきてるという段階です」と話した。