また悪夢がよぎる…阪神打線は五回まで1人の走者も出せず
(日本生命セ・パ交流戦、オリックス―阪神、2回戦、12日、京セラ)阪神打線が精彩を欠いている。オリックスの先発・エスピノーザの前に五回まで無安打。四死球、失策もなく、1人の走者も出していない。 五回終了時で81球とファウルで粘って球数を投げさせてはいるものの、攻略の糸口すらつかめていない。阪神は5月24日の巨人戦(甲子園)で戸郷にノーヒットノーランの屈辱を味わった。再びよぎる悪夢に京セラの虎党は静まり返った。 阪神が五回を終えて1安打も放つことができないのは、戸郷にノーヒットノーランを許したゲームと、その2日後の5月26日に巨人・菅野に好投を許したゲームに続いて今季3度目。菅野からは七回1死で森下が右中間二塁打を放って、屈辱を回避した。