維新・吉村氏「野党で一人負け」 政権参画、新代表の下で判断
日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事は28日、衆院選で100人以上が落選した結果について「大阪以外は野党の中で一人負けだ」と振り返った。府庁で記者団の取材に応じた。代表選実施が筋だと主張し、政権に参画するかどうかは「新代表の下で判断するべきだ」と述べた。 維新の党規約は、大型選挙後の臨時党大会で代表選の是非を決めるとしている。馬場伸幸代表は選挙結果に関し、27日夜に「数の増減にこだわりはない」と語った。 維新は公明党との初の直接対決を含め、府内19小選挙区で勝利し「完全制覇」を達成した。一方で全国的には支持に広がりを欠き、公示前を下回る38議席獲得にとどまった。