「山菜の王様」 ジネンジョの収穫始まる 滋養強壮の健康食 粘りや甘みの強さが特徴 広島県庄原市
広島ニュースTSS
日本古来の植物で「山菜の王様」とも呼ばれるジネンジョの収穫が広島県庄原市で始まりました。 庄原市一木町にある20アールの畑では、敷信自然薯同好会のメンバーが町の特産品としてジネンジョを作っています。 ジネンジョは古くから滋養強壮の健康食と言われ粘りや甘みの強さが特徴です。 山の中で地中深くに育つため収穫が困難でしたが、こちらでは水はけのよい斜面に沿って半円型の「雨どい」を埋め、深くまで掘らなくても済むよう栽培しています。 大きく育ったジネンジョは1本あたり長さ1メートル、重さ1キロほど。 メンバーは土の中から丁寧に1本ずつジネンジョを掘り起こして収穫していました。 【敷信自然薯同好会・藤原春行会長】 「夏の天気でちょっとどうなるかと思っていましたが、まあまあの収穫で安心しています」 収穫は週に1回のペースで作業は来月中旬ごろまで続くということです。
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