三笘はコンディションの影響でアジアカップでの出場はいまだなしだ(C)Getty Images

　ブライトンの三笘薫にアーセナルが獲得に動いていると欧州各国で報じられている。サッカーの移籍情報などを発信するイングランドの『TEAMtalk』は現地時間1月29日、アーセナルのチーム事情などにも触れながら、三笘獲得の可能性を論じる特集記事を配信した。 【動画】名将ペップも舌を巻く ウォーカーを翻弄した三笘薫の個人技！ 　同メディアは、アーセナルが三笘獲得を目指す理由として、チームを率いるミケル・アルテタが「左サイドに何かが足りないと感じているようだ」と説明しており、その上で「アーセナルは、2022年11月にブライトンのスターティングイレブンに出場して以来、ミトマの高いパフォーマンスに魅了され続けてきた」と綴っている。 　また、「ミトマはインテリジェントでテンポの良いドリブラーで、クロスボールも得意とし、ゴールキーパーに向かいながら複数のディフェンダーを楽々と抜き去ることができる」とプレースタイルにも言及。 　さらに、「移籍レースでマンUとシティを抜き、アーセナルがこの日本代表を獲得するポールポジションに躍り出たとさえ言われている」と他のビッグクラブとの“争奪戦”の状況にも触れ、加えてモイセス・カイセド、アレクシス・マック・アリスター、ベン・ホワイトなど過去のブライトンからアーセナル移籍を果たした名前を挙げながら、「ミトマはアメックス（ブライトンの本拠地）を離れてビッグ6に移籍する最新のシーガルズ選手となりそうだ」と見通している。 　移籍時期に関しては「ミトマが1月の移籍市場でアーセナルやマンU、シティに移籍することはないだろう」と予想しており、「ブライトンはトッププレーヤーを適切な時期にしか売らないし、ロベルト・デ・ゼルビ監督もミトマのような重要なスター選手をシーズン途中で失いたくはないだろう」と指摘。続けて「このようなスタンスのため、アーセナルは26歳のアタッカー獲得に合意するまで、夏まで待たなければならない。以前の報道では、ブライトンはミトマの売却に7000万ポンドを望んでいるとされている」など、シーズン終了後に移籍するものと見込みを綴っている。 　今季までの2シーズン、ブライトンでのパフォーマンスで、各クラブ関係者の注目を集める存在となった三笘。来月以降のプレミア公式戦やヨーロッパリーグの試合出場により、さらにビッグクラブ移籍の可能性は高まるかもしれない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]