レッドソックスがFA右腕ビューラーと単年契約合意を発表 今季ドジャースでワールドシリーズの胴上げ投手
レッドソックスは28日(日本時間29日)、ドジャースからFAとなっていたウォーカー・ビューラー投手と単年契約に合意したと発表した。 レ軍が年末の駆け込み補強で、今年のワールドシリーズの胴上げ投手の獲得に成功した。2度の球宴選出、2020年と今年の2度ワールドシリーズ制覇を経験した右腕が、レ軍のローテに加わる。米メディアによると年俸は2105万ドル(約33億円)という。 トミー・ジョン手術を受け、23年を全休した後、復帰した今季は、16試合に登板して1勝6敗、防御率5・78だったが、ポストシーズンでは、4試合に登板(先発は3試合)して、防御率3・60。王手をかけて迎えたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦。9回にリリーフ登板して3者凡退で試合を締め、13イニング連続無失点を継続したまま今季を終えるなど尻上がりに復活を印象付けた。 先発補強が急務のレッドソックスは、今オフ、クロシェット、サンドバルに続いてビューラーと実績あるFA選手の獲得に成功。ベロ、ホウクの他、トミー・ジョン手術から復活が見込まれるジオリトもおり、ローテーションに厚みが増した。
報知新聞社