防災対策に使えるものから黒いアイテムまで。今、買い増したい最新キャンプギア5選
【GP2024上半期AWARD】
幕からファニチャー、火器まで一通りのギアを手にしたキャンパーが次に狙うモノは日常的に備えられる防災アイテム。自由に旅に出るためのバッグやマットブラックのギアも話題沸騰中だ。 【全ての写真を見る】 ひと頃の熱狂的なキャンプ人気は一段落したものの、キャンプ場は相変わらず賑やか。浄水器やポータブル電源はマストではないため後回しにされがちだが、能登半島地震で幕を開けた2024年は注目度が高まっているギアのひとつ。 なかでもポータブル電源は「便利だけど暑さ・寒さに弱いリチウムイオン電池は本当にキャンプで使える?」という疑問があり手が出にくいギアなのだが、昨年末、固体電池を用いた世界初のポータブル電源「B2000SST」が登場して多くのキャンパーが抱えていた不満を払拭。使用温度域が広く、うっかり炎天下の車内に置きっぱなしにしても大丈夫なのは心強い。一方の氷点下でも0~-10℃は90%、-10~-20℃は75%以上の性能を維持するため、冬キャンプでも安心して使えるのがスゴイ。防災的にも花マルのキャンプギアだ。 防災ギア以外で注目されているのが黒いギア。長らくカーキやコヨーテといったナチュラルカラーが注目されてきたが、黒いランタンやファニチャーを用いることでキリッと精悍なサイトを演出できる。手持ちギアはそのままでも、一気に洗練された印象になる黒い幕は、黒コーデ初心者にありがたいアイテムだ。 教えてくれた人:ライター/大森弘恵さん フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はWR250R
使用温度域は驚異の-18~60℃!
ヨシノパワー「B2000 SST」(24万9900円) 【使用温度が幅広く、本当に使えるポタ電。扇風機や電気毛布、IH調理器といったキャンプの便利家電を無理せず使えるしインテリアに馴染むので日常的に備えられる。繰り返し充電4000回で80%以上を維持する長寿命も◎】 耐熱性が高く、環境変化にも強い固体電池を搭載しており極寒の冬キャンプから真夏の車中泊キャンプでも無理なく使える大本命。1326Whの大容量ながら、約45分で80%まで急速充電できるのもポイントだ。定格出力2000W・最大出力4000W。