「パパは大変だね」王位3期の深浦康市九段が語る“真夏の七番勝負”だからこそ経験した苦労!?ファンも納得「良いお父さんや」
将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖、22)に渡辺明九段(40)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦七番勝負第4局は8月20日、佐賀県唐津市の「洋々閣」で2日目の対局を行っている。ABEMAの中継には、王位3期の深浦康市九段(52)が出演。“真夏の七番勝負”だからこそ!?経験した苦労を振り返った。 【映像】“パパ”の顔で当時を振り返った深浦九段の表情 深浦九段は王位戦に深い縁を持ち、1996年度の第37期王位戦七番勝負でタイトル初挑戦を決めた。当時は羽生善治王位を相手に1勝4敗で敗退。しかし、2007年度に再び挑戦権を獲得し羽生王位と激突すると、今度は4勝3敗のフルセットでタイトル奪取を決めた。翌年には挑戦者として現れた羽生名人とここでもフルセットの大激闘を演じ防衛を達成。さらに、2009年度には同世代のライバル・木村一基八段と熱戦を繰り広げ、4勝3敗で3連覇を達成した。 中継に出演した深浦九段は「いろいろ(思い出が)ありすぎですが、真夏の期間約3カ月ほど全国を転戦するので、体調管理にはすごく気を付けていました」と回顧。さらにその裏側では、「当時は子どもが小さかったので、夏休みでどこかに連れてってあげたいというのもあり、王位戦が終わって東京に戻ってそのままプールや旅行に行くこともありました。本当に体力勝負だった…(笑)」と意外な苦労もあったことを明かした。 タイトルホルダーと言えども、家に帰ればパパの顔に。対局や公務では見ることのない一面に、視聴者からは「良いパパ」「パパは大変だね」「良いお父さんや」「やさしいね」「それで3連覇やばいだろw」「かっこいいパパ」など、多くの声が寄せられていた。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部