Dstation Racing、GTワールドチャレンジ・アジア、およびジャパンカップの参戦体制発表。アストンマーチンの最新GT3車両投入
D'station Racingは、2024年ファナテックGTワールドチャレンジ・アジア及びジャパンカップへの参戦を発表。アストンマーチンの最新GT3車両を2台投入する。 来季は4ヵ国で全7イベント(それぞれ60分レース×2)を開催するGTワールドチャレンジ・アジア。そのうち4イベントが日本での開催となる。 そのうち、6月のSUGOは、日本籍のチームとドライバーによって争われるジャパン・カップの独立開催。富士、鈴鹿、岡山と合わせて計4ラウンドがジャパンカップとして開催される。 D'station Racingは、2022年と2023年のジャパンカップのPro-Amクラスでシリーズ2位となった星野敏/藤井誠暢組が2024年のGTワールドチャレンジ・アジアを戦い、星野辰也/浜賢二組がジャパンカップを戦うことになる。 アストンマーチンは2024年に向けて、ヴァンテージGT3のアップデート・バージョンを開発中。シャシーとエンジンは先代と同じものを使用する予定ではあるが、”オールニュー”と説明されるほど大きく進化するようだ。 先日、デイトナで行なわれたIMSAのプレシーズンテストでは、アップデートされたヴァンテージGT3が初登場している。 この新型車両は、アストンマーチンのカスタマーが購入できる追加キットとしても販売される見込み。D'station RacingがGTワールドチャレンジ・アジア、およびジャパンカップに投入する2台もこの最新車両だと説明されている。 チームのマネージングディレクターでもある藤井は、今回の発表に際しGT4クラスへの参戦も視野に入れていると語った。 「2024年シーズンのGTワールドチャレンジ・アジア及びジャパンカップへの参戦を発表できることを嬉しく思います」と藤井は言う。 「アジア地域で最大のエントリー台数を誇るGT3チャンピオンシップであり、多くの欧州メーカーからの技術サポートやファクトリードライバーの派遣などにより、とてもコンペティティブなGT3チャンピオンシップとして盛り上がっています」 「そのエントリースロットのひとつとして、D'station Racingが再びこの場に挑めることに興奮しています。また、GT4クラスも国内・海外の有力カスタマーと参戦を視野にエントリーを調整しております」 「最新型のアストンマーチンGT3マシンを両シリーズへ投入し、チャンピオンシップを争えるよう開幕戦に向けて万全の準備をして挑んでまいります」 なおD'station Racingは2024年、WEC(FIA世界耐久選手権)に新設されるLMGT3クラスにエントリー。スーパーGTのGT300クラスにも参戦する予定となっている。 【D'station Racing 参戦体制】 カテゴリー:GTワールドチャレンジ・アジア/ジャパンカップ エントラント:D'station Racing チームオーナー:星野敏 チーム総監督:佐々木主浩 メンテナンス:D'station Racing テクニカルサポート:Aston Martin Racing GTワールドチャレンジ・アジア クラス:Pro-Am ゼッケン:TBC 車両:Aston Martin GT3 タイヤ:ピレリ ドライバー:星野敏/藤井誠暢 ジャパンカップ クラス:Am ゼッケン:TBC 車両:Aston Martin GT3 タイヤ:ピレリ ドライバー:星野辰也/浜賢二