涙のヤクルト真中監督。「みんながノリノリで打ってくれた」
ヤクルトが2日、神宮球場で行われた阪神戦で延長11回、二死一、三塁から雄平のサヨナラヒットで2-1で勝利して、14年ぶり7度目のリーグ優勝を決めた。その瞬間、ベンチでコーチ陣と輪になって喜び涙を流した真中監督は、7度宙に舞った。球団社長に続き、石川、館山、畠山が、胴上げされた。 以下、真中監督の優勝インタビュー。 ーー球場の大声援をどう聞きましたか。 「素晴らしいですね」 ーー胴上げから、どんな景色が目に見えましたか。 「ヤクルトファンの皆さんが、グラウンド一面にいて、いい雰囲気で素晴らしいゲームができました」 ーー目に光るものが見えました。 「私も含めて、選手もずっと苦しい思いで戦ってきましたので、一瞬、力が全部抜けるような感じでした」 ーー就任1年目での優勝となりました。道のりは、長かったですか? 短かったですか? 「途中までは意外と早かったですが、9月からが長かったです。1試合も抜けるゲームがないようなずっと苦しい戦いの中だったので、本当に苦しかったです」 ーー打線がチームを引っ張りました。 「みんながノリにノって打ってくれました。活気があってよかったと思います」 ーー故障から館山が復帰したのも大きかったのではないですか? 「後半の苦しいときに館山が戻ってきてくれてチームが、ぐっとまとまった感じでした」 ーー選手には、どんな声を。 「本当によくやったと言いたいですね」 ーーファンの皆さんへ監督からの優勝報告をお願いします。 「ファンの皆さん、優勝おめでとうございます。以上です!」 ーー今後の戦いに向けての決意表明を。 「まだまだCS、日本シリーズとありますので、今までどおり、ひとつずつ戦って、最後に皆さんと喜びを分かち合えるようにがんばっていきたいと思います」