ロッテ・佐々木朗希が初の危険球退場 場内が騒然 抜けたフォークが西武・野村大の頭部を直撃 6回0/3を5安打4失点(自責点3)
「西武-ロッテ」(15日、ベルーナドーム) ロッテ・佐々木朗希投手が危険球のため退場となった。6回0/3を82球、5安打4失点(自責点3)で無念の降板となった。球場は騒然となった。 【写真】切なすぎる光景 危険球退場でベンチに下がる朗希の表情が沈痛 1-3の七回。先頭・野村大への3球目だった。139キロのフォークが抜け球となり、かがんで避けようとした野村大のヘルメット前部を直撃。佐々木はすぐに帽子を取って謝罪。西武ベンチからはトレーナーらが駆けつけ、打席で倒れ込んだ野村大に捕手・佐藤も心配そうに寄り添った。 死球を与え、すぐに退場が宣告された。吉井監督は長井球審に説明を求めたが、判断は変わらずに退場となった。長井球審は「佐々木投手を危険球で退場をいたします」と場内にアナウンスした。 佐々木の危険球退場は自身初。試合後、「申し訳なかったと思います」と謝罪し、失点の場面については「ランナーがたまった場面で三振を取って切り抜けられないところが点を取られた原因」と振り返った。