熊本国府のトルネード左腕が好リリーフ「打ちにくそう」と感じた〝お手本〟がいた【選抜高校野球】
◆第96回選抜高校野球大会1回戦・熊本国府2―1近江(延長10回サヨナラ)(18日、甲子園球場) ■初出場熊本国府が初戦突破!明豊は初戦から難敵相手【選抜組み合わせと結果】 背番号10の〝トルネード左腕〟植田凰暉(3年)の好投が、熊本国府の甲子園初勝利を呼び込んだ。8回からエース坂井をリリーフし、タイブレークの10回を含めた3回を2安打無失点で封じた。 背中の「10」が打者に見えるほど、ぐっと上体をひねってから、サイドスローで投げ込んでくる変則左腕は、甲子園で活躍した明徳義塾(高知)の吉村優聖歩(巨人)を「打ちにくそうだなと思って参考にした」と1年夏からフォームを改造。大舞台でその威力を存分に発揮した。
西日本新聞社