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　30日午後、大阪府豊中市の北大阪急行「千里中央駅」近くで、タクシーがフェンスにぶつかり歩道に乗り上げる事故がありました。この事故で、フェンスが通行人の男性に直撃し、足と腰の骨を折る重傷、車を運転していたタクシー運転手は軽傷だということです。 【写真を見る】バンパーは大破し、歩道の柵が折れ曲がる 　30日午後1時27分ごろ、豊中市新千里東町1丁目で「事故があってけが人がいる」と通行人の男性から警察に通報がありました。 　警察などによりますと、80代男性が運転するタクシーがフェンスにぶつかった後、歩道に乗り上げたということです。その際、フェンスが歩いていた30代男性の下半身に当たったということです。男性は病院へ搬送されましたが、右足と腰の骨を折る重傷だということです。 　またタクシーを運転していた80代の男性も病院へ搬送されましたが、軽傷だということです。 　現場は北大阪急行「千里中央駅」の駅前で、バス乗り場やタクシーのロータリーがあります。 　警察はタクシーの運転手から事故の状況を詳しく聞くなどして、事故の状況を調べています。

目撃者「フェンスを引きずりながら暴走していた」

　事故を目撃し、現場付近にあるパン屋に勤務する男性は、「タクシーがロータリーから歩道に向けて直進し、フェンスにぶつかった。フェンスをひきずりながら暴走し通行人の男性に直撃していた」「運転手は頭を抱えながら動揺している様子だった」「今までに見たことがない事故だった」などと話しました。