巨人 CS出場枠を懸けたサバイバルスタート 中山2安打でアピール 阿部監督「全員にチャンスがある」
「フェニックス・リーグ、巨人1-1阪神」(7日、生目の杜運動公園第2野球場) 巨人の中山礼都内野手(22)が、ポストシーズン男に名乗りを上げた。この日、阿部慎之助監督(45)も視察に訪れた中、「3番・二塁」で出場しマルチ安打の活躍。守備でも二、三塁を軽快にこなした。 【写真】オーラがすごい フェニックスリーグを視察し、熱視線を送った阿部監督 初回、阪神の先発・伊藤将から左前打を放つと、八回には2死二塁の場面で椎葉から右前打。シーズン終盤の好調を維持するアピールで「もちろんメンバーに食い込んで、やっぱり日本一を目指して、チームの勝利に貢献したい想いが一番強い」と気合十分。「いまは結果を残して、そのメンバーにっていうだけで取り組んでいます」と、がむしゃらな姿を見せた。 梶谷、立岡らベテランは東京ドームで行われている1軍練習に合流中。激しいメンバー争いになるが、阿部監督は「全員にチャンスがある。しっかりアピールしてほしいですね」と、一発勝負のポストシーズンで切り札になる選手の台頭を願った。