初出場の新浜レオン、ハイテンションで木梨憲武直伝の膝スラ何度も披露【第75回NHK紅白歌合戦】
大みそか放送の「第75回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分~11時45分)の出場者が19日に発表された。この日までに白組、紅組、特別企画合わせて42組が決定。東京・渋谷の同局では、初出場が決まった10組の中から8組が会見し、夢舞台への意気込みを語った。 演歌界のホープ、新浜レオン(28)は2019年5月にシングル「離さない 離さない」でデビューして以来ずっと目標に掲げてきた紅白出場の夢をかなえた。 出場者発表会見に臨んだ8組の中で最もテンションが高く、「きょうは入ってくる時から『コングラッチュレオン‼』といっぱい言われました新浜レオンです」と元気にあいさつした。 甘いマスクとパワフルな歌声を武器に、今年3月まで同世代の若手演歌歌手らとのプロジェクト「我ら演歌第7世代!」の一員として活躍。「とんねるず」の木梨憲武がプロデュースし、タレント所ジョージが作詞作曲した勝負曲「全てあげよう」(3月27日発売)がロングヒットを続け、「オリコン」の週間演歌・歌謡ランキングでは現在までに33週連続トップ10入りし、自己最長記録を更新中だ。 「木梨憲武さん、所ジョージさんとの出会い、全国のファンの皆さんの応援のおかげでこのステージに立たせてもらいます。心を込めて新浜レオン、がんばレオン!」と自らを奮い立たせ、大みそか当日に2人が”乱入”する可能性について「何が起きるのか僕もドキドキしていますが、ご一緒できる、そんな瞬間があれば幸せ」とほほ笑んだ。 同曲では、膝立ちしながら床を滑る木梨直伝の膝スラ(膝スライディング)が注目ポイント。憧れの夢舞台で披露できる心境を問われると「何だよそれ?って思われる方がほとんどだと思うので、ここで一度実演させていただきたいと思います」と自ら提案し、何度も膝スラをお見舞いしてカメラマンにシャッターチャンスを大サービス。途中で衣装の膝部分が悲鳴を上げると「破レオンしています」とおどけて爆笑を誘った。 軽快なトークも相まって、この日の会見の完全な主役となった新浜。夢をかなえるためにこの勝負曲を託した”師匠”の木梨は会見終了後、自身のSNSに「レオン! 第75回NHK紅白歌合戦、初出場おめでとう‼ ジョージ先生、レオンファン・レオン陣営のみなさま、まことにオメデトウゴザイマスル‼」と祝福メッセージをつづった。
中日スポーツ