大阪桐蔭が興南を圧倒、小松大谷は甲子園初勝利、京都国際・中崎が無四球12K完投【24年・夏甲子園2日目】
2024年の第106回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)2日目は8日、1回戦3試合が行われた。 【トーナメント表】甲子園大会 2日目までの結果一覧 第1試合は、大阪桐蔭(大阪)が、興南(沖縄)との春夏連覇同士の対決を5対0で制し、11大会連続で夏甲子園初戦突破に成功した。先発・中野 大虎投手(2年)が4安打の完封勝利の好投。打線は、プロ注目左腕・興南の田崎 颯士投手(3年)を攻略し、3回に1番の吉田 翔輝外野手(3年)の右中間への2点適時三塁打など3得点。4回にも2点を追加して、投打にわたって興南を圧倒した。 第2試合は、小松大谷(石川)が明豊(大分)を8対4で破って、甲子園初勝利をつかんだ。初回に3点ずつを取り合い前半までは互角の戦いだったが、3対4で迎えた7回に3点を挙げて逆転すると、8回に2点を追加して勝利。16安打を浴びせて9安打だった明豊に打ち勝った。 第3試合は、京都国際(京都)が、夏甲子園初出場の札幌日大(南北海道)に7対3で快勝し、ベスト4に進んだ21年以来、2大会ぶりに初戦を突破した。1回に打者9人を送り込み4点を先制。その後も得点を重ねて、7得点した。先発のプロ注目・中崎 琉生投手(3年)は12安打を許したが、無四球12奪三振の3失点完投勝利を挙げた。 大会3日目の9日は、午前8時から2試合、午後5時から1試合の「2部制」による1回戦3試合が予定されている。