「コロナ禍で帰省できなかった娘に会いに」春節休みに中国から初来日した夫婦 京都観光ガイド役は...日本で観光業に携わりたい娘!3年ぶりの家族の時間に「とても幸せ」
台湾から家族や友人6人で来日 お目当ては?
続いて出会ったのは台湾・彰化市から来たというシー・メイリンさん(23)。兄2人・父・兄の恋人・友人の6人で日本にやってきました。 (シー・メイリンさん)「大阪の心斎橋に行きます。電車に乗って行きますよ」
旅行前から欲しかったという靴を求めて心斎橋に向かうそうで、そこに同行させてもらいました。
日本好きでメイリンさんは2回目、兄の仲翰さんは3回目の来日です。前回、大阪に来たのは4年前の2020年1月で、コロナが流行りだした時期でした。 (メイリンさん)「いまは人がとても多いです。コロナのときは人は少なかった。今は店も全部開いています」 でもお目当ての靴は心斎橋では見つからず梅田に移動。結局、狙っていた靴はサイズがありませんでしたが、ほかに気に入った1足を買うことができました。 (メイリンさん)「辰年の限定商品です。今年の商品です。買えてうれしいです」
日本留学中の娘のガイドで京都観光
翌日。関空で出会ったもうひと家族に会うため取材班は古都・京都にやってきました。3年ぶりに娘に会うため来日した劉さん夫婦です。 (娘 陽さん)「とてもお父さんとお母さんに会いたくて、一緒に春節を過ごすことができてうれしいです」 娘の陽さんと過ごすのは約3年ぶり。両親を連れて来たかったというお稲荷さんの総本宮「伏見稲荷大社」にやってきました。早速、寄り道して抹茶ソフトクリームを食べます。 (娘 陽さん)「このソフトクリーム逆さまにしても落ちないよ」 (母 譚瑛さん)「本当に大丈夫…?」 初来日の劉さん夫婦にとっては見るものすべてが新鮮です。と、ここでお父さん、何かが気になったようです。 (父 連海さん)「あれは何て書いてあるの?」 (娘 陽さん)「『吉日』はお願い事をしたら、願いが叶いやすい日と言われているの」 陽さんは大学で経営学を学び、将来は日本で観光の仕事に携わるのが夢だそうで、この日も習得した知識を生かして両親を案内します。 (娘 陽さん)「ちょうど新年なので、おみくじ引いてみて」 おみくじを体験してもらいます。結果はお母さんが末大吉、お父さんが末吉でした。 (母 譚瑛さん)「これはどういう意味?」 (娘 陽さん)「ちょっと凶のところもあり…2人とも同じだよ」 娘のガイドに劉さん夫婦も満足な様子。 その後は最大の見どころとも言われる千本鳥居に。 (娘 陽さん)「見て!誰が奉納して鳥居を建てたかが書いてあるよ」