1軍での出番はある…?ファームで活躍する主力級(6)2軍で防御率1点台前半でも
交流戦を戦っている2024年シーズンのプロ野球。一軍では好調を維持している選手がいる一方、不調に陥り始めている選手も散見される。主力が不調に陥った時、入れ替えの対象となるのはファームで活躍している選手だろう。ここでは、二軍で活躍中の主力級選手を紹介する。
辛島航
投打:左投左打 身長/体重:173cm/72kg 生年月日:1990年10月18日 経歴:飯塚高 ドラフト:2008年ドラフト6位 長きに渡り、東北楽天ゴールデンイーグルスを支えてきた辛島航。現在はファームで好調を維持しているが、一軍から声はかかっていない。 2008年ドラフト6位で入団した辛島は、高卒4年目に飛躍。同年から本格的に先発を務めると、16試合に登板して8勝5敗、防御率2.53と安定した成績をマークした。 2014年は25試合に登板して8勝13敗、防御率3.79。負けが込んだものの、同年9月7日のロッテ戦ではプロ初完封勝利を挙げるなど、強い存在感を放った。 2019年には27試合登板で9勝をマーク。登板数、勝利数でキャリアハイを記録した。だが、昨季は通算1000投球回を達成したものの、10試合の登板で1勝5敗、防御率4.56と振るわず。 今季は開幕一軍を逃した辛島だが、ファームでは先発として6試合を投げて防御率1.36を記録するなど、さすがの投球を見せている。 今季の楽天は先発の防御率が高く、2点台は早川隆久のみという状況。一軍に呼ばれた際には、チームを救うような投球を見せたい。
ベースボールチャンネル編集部