ついやりがち? ママ友から「子どもを褒められた時」“絶対やってはいけない事”とその驚きの理由
ママ友から子どもを褒められた時…あなたならどうする?
ママ友から自分の子どもを褒められた時、なんと返すのが正解だと思いますか? 実は、その返答次第で、勉強が得意な子どもに育てることも出来てしまうんだそうです! あなたの周りにもいる…? 友達の顔をした敵「フレネミー」の“リアル”【ママ友はフレネミー】 そこで今回は、全国模試1位の子どもを多数輩出している「RISU」による30億件の学習データに裏づかれた書籍『小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』から、「Q.ママ友に「利発そうなお子さんですね」と 言われたときに返すべき言葉は?」というトピックスをご紹介。ママ友から子供を褒められた時に絶対やってはいけない事とは…?
Q.ママ友に「利発そうなお子さんですね」と 言われたときに返すべき言葉は?
A.「そうなんです! うちの子、すごくできる子なんです」 B.「いえいえ、うちの子なんてまだまだですから…」 どっち? Answer A.「そうなんです! うちの子、すごくできる子なんです」
子どものことで謙遜(けんそん)してはいけない
たとえば、ママ友との会話の中で「お宅の○○ちゃんは利発でいい子ですね」と言われて、「いえいえ。うちの子なんて、全然勉強ができなくて……」なんて返していませんか? この「いえいえ」は、実に謙虚で日本人らしい言葉です。その後、お互いがわが子のことを謙遜し合うなんてことはしばしばですね。しかし……。 「謙遜で子どもを下げる」ことは絶対にダメ! 謙遜は、子どもにはなかなか理解できない非常に高度なコミュニケーション手法です。子どもは大人ほど言葉の裏にある文脈を読めませんから、言葉をその通りに受け取ってしまいます。 もし、その言葉を子どもが耳にしたら、どう思うでしょう? 自分の親が周囲に向かって「いえいえ、うちの子はダメで……」「お宅のお子さんに比べたら全然……」などと言っているのを聞いてしまった子どもは、それを言葉通りに受け取って、「自分はダメな子どもなんだ」「どうせ期待されていないんだから、できなくていいや」と思い込んでしまいます。 すると、もう勉強なんて、と一切のやる気をなくしてしまうんですね。人前で謙遜をすることで、「勉強をしない理由」を子どもの中につくらせてしまうことになります。 残念なことに、これはRISUが開催している親子体験学習会でもしばしば見られる光景です。子どもが目の前にいるのに、ママ友同士で、「うちの子は本当にバカで……」なんて言い合っている。そんなとき、傍らにいる子どもは目に見えてシュンとしています。 最初は興味津々で問題に取り組んでいたのに、ショックを受けて手を止めてしまう子もいます。よくある、そして、とても悲しいシーンです。