【広島】新井監督「たまたま正面に」2回併殺で好機逃す ヤクルト松本は「いい投手」/一問一答
<ヤクルト2-0広島>◇15日◇松山 広島がヤクルト先発の新人松本健の前に3安打に抑えられ、プロ初登板で初完封勝利を献上した。3回までは毎回得点圏に進めたが、あと1本が出なかった。立ち上がりを崩せなかったことが響き、早くも今季8度目のゼロ封負けとなった。先発森下は毎回のように走者を出す苦しい投球も、6回8安打1失点と粘った。最少失点でしのいだが、今季初黒星を喫した。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。 【動画】ヤクルト松本健吾の冴えわたる変化球 ◇ ◇ ◇ -ヤクルト松本投手の立ち上がりをつかまえたかった 新井監督 (2回の)一、三塁とかね。でも、あの(会沢の)サードゴロもしっかり捉えた当たりだったので、それが野手の正面にいったということだと思います。打たされたとかではなく、しっかりスイングして捉えた当たりがたまたま野手の近くに行ったという、そんなスイングだったと思います。 -初対戦での印象 新井監督 初登板なのに落ち着いていたし、球も低めにコントロールされていていい投手だなと思いました。また対戦があると思うので、次はしっかり点を取れるようにしたいと思う。 -多彩な球種で絞りきれなかったか 新井監督 本当にすべての球が低めにコントロールされていたので、いいピッチャーだなと思いました。なかなか(球が)浮いて来ないよね。特にバッティングカウント、打者有利ことのカウントになってもしっかり低めに(投げきっていた)。またはそこで振らせることができるピッチャーだなと思った。 -先発森下投手は安打を打たれながらも最少失点 新井監督 これはもうナイスピッチング。要所を締めて6回1失点だよね。本当に今日もナイスピッチングだったと思います。 -2戦連続スタメンの林選手が右中間フェンス直撃二塁打 新井監督 いいスイングできていると思う。今日ももうちょっとでスタンド(イン)だった。いいスイングができていると思います。