駐長崎中国総領事の張氏、来週にも離任 2021年9月に着任…後任は未定
張大興・駐長崎中国総領事(60)が来週にも離任する。9日、長崎市役所を訪れ、鈴木史朗市長らに報告した。同総領事館によると、帰国後の着任先や後任は未定という。 張氏は2017年から北朝鮮で駐清津総領事を務め、21年9月に11代目として着任。青少年の交流や水道の技術交流などに取り組み、長崎県と中国の友好関係の発展に努めた。 張氏はこの日、在任中を振り返り「長崎市と福州市の交流を促進した。両市は今年、友好都市提携から45周年を迎える。中日友好の窓口として特別な役割を果たしてほしい」と語った。 鈴木市長は青少年との交流を取り上げ、「長崎と中国の懸け橋となってくださり、友情が深まった」と謝辞を述べた。