オランダが初のデビス杯決勝進出 ドイツ撃破
【AFP=時事】男子テニスの国別対抗戦デビスカップは22日、スペイン・マラガで準決勝の1試合が行われ、オランダがドイツを2-0で破り、初の決勝進出を決めた。ポール・ハーフース監督は、チームの快挙を「ユニーク(唯一無二)」とたたえた。 【写真】勝利を決めて歓喜するグリークスプア オランダは第1試合でボティク・ファン・デ・ザンスフルプがダニエル・アルトマイヤーに6-4、6-7(12-14)、6-3で競り勝つと、第2試合ではタロン・グリークスプアがヤン・レナード・シュトルフに6-7(4-7)、7-5、6-4の逆転勝ちを収め、通算3度の大会制覇を誇る強豪ドイツを敗退に追いやった。 19日の準々決勝ではラファエル・ナダルを擁するスペインを撃破しており、オランダがデビスカップ104年の歴史において決勝に進出するのはこれが初めてとなった。 チームが最後に4強入りした23年前の2001年大会では選手としてプレーしていたハーフース監督は、「われわれが成し遂げていることは、(世界)ナンバーワンの選手(イタリアのヤニック・シナー)がいるチームよりもユニークだ」と喜んだ。 さらに、「重要なのはチームの努力と自分たちへの信頼だ」とし、「われわれの目標は3年連続の準々決勝敗退はしないことで、できると信じていた」と述べた。 23日に行われるもう一つの準決勝では、大会連覇を目指すイタリアがオーストラリアと対戦する。【翻訳編集】 AFPBB News