JR貨物の脱線事故 列車の撤去作業始まる 16日からバス代替輸送も
南日本放送
12日、JR鹿児島本線の川内駅で起きた貨物列車の脱線事故で、14日朝から脱線した車両の撤去作業がはじまりました。 (記者)「脱線した列車をレールに戻す作業が行われている」 この事故は、12日未明、JR鹿児島本線・川内駅ホーム近くの線路の切り替えポイント付近で、貨物列車の前方3両が脱線したものです。 この事故の影響で川内駅と隈之城駅の間は、14日までの3日間運休しています。 事故のあった現場では14日朝から、脱線した車両をジャッキで持ち上げ、線路に戻す作業が始まりました。 JR九州は、16日の運輸安全委員会の調査までに脱線した車両を現場から移動させたいとしています。 (JR九州 海老原毅・鹿児島支社長)「早く再開したいが根拠を持って示せるものがない。分からないとしか答えられない」 JR九州は川内駅と隈之城駅の間で16日から代替バス輸送を始めると発表しました。また、川内駅と鹿児島中央駅の間では、九州新幹線での代替輸送も継続されます。
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