西田優大

【FIBAアジアカップ予選】男子日本代表 93－75 男子モンゴル代表（11月21日/日環アリーナ栃木） 【映像】“美しい放物線”を描く3点シュートが放たれた瞬間 「落とす気がしねぇ」大人気バスケットボール漫画『スラムダンク』の三井寿を彷彿とさせるスリーポイントシュートにアリーナ中が大歓声に包まれた。 バスケットボール日本代表は21日、FIBAアジアカップ2025予選Window2でモンゴル代表と対戦した。注目のシーンは第4クォーターの残り4分42秒だった。 コートの左でボールを受けたSG西田優大は、一度PG佐々木隆成にボールを戻す。味方が連動して動くなか、西田だけはスリーポイントラインでボールを待っていた。するとそこへ、佐々木から折り返しのパスが通る。相手との間合いは十分。ボールを受けた勢いをそのままにシュートを放つと、美しい放物線を描いたボールはゴールへ。「パシュッ」と乾いた音を立てながらボールがネットを通過した。アリーナに詰めかけたブースターたちは、この美しいスリーポイントに歓喜。大歓声と共に大きな拍手で西田を称えた。 西田の活躍っぷりにSNSも大盛り上がり。「西田のスリーがすごすぎる」「落とす気しないだろうな」「全部決めてるんじゃね？」「放物線が綺麗すぎる」「打てば入る状態だな」と称賛の声が多く見られた。そのほかにも「追加招集でこのプレーはエグすぎる」「西田追加招集されてよかったな」「一番いいプレーしてた」といった声も。さらに「おでんくんえぐいて」「おでんくん来てくれて良かった」「おでんくんの活躍嬉しすぎる！」などニックネームのおでんくんが『X』でトレンド入りするほどの盛り上がりとなった。 コンディション不良による辞退者が続出したことで追加招集となった西田。この日はショットタッチが冴え、スリーポイントは8本中7本を決めて成功率87.5％をマーク。21得点、12リバウンドの「ダブル・ダブル」はどちらもチームトップの成績で、追加招集ながらも存在感を発揮した試合となった。（ABEMA/バスケットボール男子日本代表）