いわきフラ文化、国内外にアピール 市民団体代表ら、応援サポーター募る
福島県いわき市の市民団体の代表者らが20日、市役所で記者会見し、いわきのフラ文化を国内外に広くアピールする活動を行うと発表した。呼びかけ人代表を務める小野英人さん(NPO法人フラガールズ甲子園理事長)は「市民一緒になってフラ文化という宝を磨いていきたい」と意欲を語った。 常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)のポリネシアンダンスに端を発するいわきのフラ文化の価値を再認識し、フラに関わる人を応援するとともにこの文化を広く発信することが目的で、活動の「応援サポーター」を募る。サポーターから1口500円の協賛金を集め、新聞を使った情報発信の費用に充てる予定。サポーターには活動のために製作したオリジナルシールを贈る。 記者会見には小野さんのほか、呼びかけ人を務めるいわきハワイ交流協会長の鈴木常雄さんらが出席。鈴木さんは米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループがハワイアンズを運営する常磐興産の買収を進めていることに触れ、「ファンドに対していわきのフラ文化をアピールし、大事にしていってもらいたいという思いがある」と話した。
福島民友新聞社