日本ハム2軍新任3コーチ就任会見 栗山CBO「常勝チームになるのには、いかにファームを充実させるか」
日本ハムの来季の2軍コーチに新たに就任した江口孝義投手コーチ(55)、横尾俊建打撃コーチ(31)、的場直樹バッテリーコーチ(47)が1日、エスコンフィールドで会見を行った。 【写真】<日本ハム就任コーチ会見>就任コーチ会見で各コーチを語る栗山CBO(撮影・高橋 茂夫) 江口コーチは96年の現役引退後、01年に理学療法士の国家資格を取得。オリックスやソフトバンクのトレーナーを歴任し、初めてのコーチ業となる。「凄くワクワクしている。トレーナーの時から僕がもし投手コーチならこういうところを選手に言いたいとか意外と思っていた。医療に携わった経験を投球(の指導)に生かしていきたい」と語った。 また、16~21年に日本ハムでプレーした横尾コーチは「一緒にプレーした選手もいるし、先輩もいる。選手と一緒に成長したい」と意気込んだ。 3人がコーチングスタッフに加わったことで、2軍は昨季の9人体勢から11人に増え、選手育成に注力する方針が表れた。会見に同席した栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)は「やっぱり常勝チームになるのには、いかにファームを充実させるかになる。100人の選手がいたら100通りの教え方ができる人がこれから必要になるので、そういうお願いはした」と期待した。