42歳奥井迪が進化誓う! G1は無念の予選敗退も収穫アリ「年齢によって変化しているのかも」/ガールズケイリン
京王閣競輪のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(F2)」は12日、2日目を開催。1Rのガールズ予選2に出場した奥井迪(42歳・東京=106期)に話を聞いた。 初日の奥井迪は爆風の中で前受けから果敢に先行し、吉川美穂にゴール寸前でかわされてしまったが内容十分の価値ある2着。人気を集めた2日目こそはと白星を狙ったが、抵抗する熊谷芽緯をなんとかまくり切ったものの、真後ろに付けていた山口伊吹に逆転を許して再び2着となってしまった。 「なんだかなぁ…。踏み直せていないんですよね」と首をかしげつつ「とにかく今回はメンバーが濃すぎるんですよ!」と努めて明るく振る舞った。 前回のG1オールガールズクラシックは無念の予選敗退。 「直前の練習では調子が良かったのに、レースではオーバーワーク気味でダメだった。今までと同じ調整だったんですけど、年齢によって変化しているのかも。これからはピークの作り方を考えていかないとなって気付きました」と悔しい思いをしたが、同時に課題を見つけて帰ってきた。 今回も勝利には結び付いてはいないが「(シューズの)サンを調整していいポイントを探っています。相手がどんどん強くなっているので、自分も進化していかないと」と上積みを求めて研究を重ねている。 「決勝は自分らしいレースをして、それで結果が出ればうれしいですね」(netkeirin特派員)