「接客をやらせてもらってよかった」キッチンカー営業で障害者と“外部との壁”取り除く 民間企業の障害者雇用は“25万人超”で過去最高に
民間企業の障害者雇用“過去最高”に
厚生労働省東京労働局が12月、障害者雇用状況の集計結果を公表した。 民間企業で雇用されている障害者は、25万1901人(前年比5.3%増)で過去最高となった。 一方で、法定雇用率が未達成の企業は都内に17369社もあり、このうち障害者を1人も雇用していない企業は9785社だった。 障がい者をサポートする「JR東日本グリーンパートナーズ」の伊藤佳克・総務部長、杉原かおり・創造事業部長、相馬美香・総務部副課長は、「接客することで社会的規範やコミュニケーション能力が高まり、将来の生活にも役に立つ。外の社会と関わりのある環境を作っていくことが、これからの障害者雇用の目指すべき姿だ」と話している。 【取材・執筆:フジテレビ社会部 大塚隆広】
大塚隆広