どうしてもジムに通いたい夫。「シャワーが使えるし、1人分の風呂代が浮くよ」と説得してきたのですが、どれだけ節約効果があるでしょうか?
ジムに通うメリット
ジムの月会費と毎月のシャワー代との比較では、なかなかジム代を相殺するのは難しいことが分かりました。しかし、ジムに通うことは節約以外にもメリットがあります。それらを踏まえたうえで、ジムに通う必要があるのか検討するとよいでしょう。 運動が健康によいのはもちろんのこと、ジムに通うメリットには以下のようなものがあります。 ●ストレス解消になる ●高価なマシンを利用できる ●スポーツトレーナーの指導やアドバイスが受けられる など 運動はどこでもできますが、ジムに通えば適切に指導を受け効率のよいトレーニングができるでしょう。
ジムに通うデメリット
反対に、ジムに通うデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。 ●費用がかかる ●混雑時には希望のトレーニングができない ●通う手間と時間がかかる ●運動習慣がつかない デメリットの一番は、費用がかかることにあります。また仕事や家事をしながら、ジム通いを習慣化するのは難しい人も少なくないでしょう。
節約目的だけでなく健康維持のためにジムに通いましょう
ジム通いは月会費と水道光熱費で比較すると、節約のためだけに通い元を取るのは難しいといえます。運動習慣を身につけるのは、健康のためにとてもよいことです。しかし厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、運動習慣がある人の割合は男性が33.4%、女性が25.1%という結果になっています。 運動習慣は生活習慣病の予防にも効果的ですが、忙しさを理由にほとんど運動することのない人が多いのが現状です。そのため、ジム通いをきちんと習慣化できるのであれば、家族が心身ともに健康でいるために無駄な出費にはならないでしょう。 出典 厚生労働省 国民健康・栄養調査報告(※54ページ) 厚生労働省 身体活動・運動 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部