搬入ルートを確認しなかったばかりに…新築一戸建ての新生活の準備。引っ越し前につい、うっかり忘れがちなこと
新築一戸建てへの引っ越しは賃貸や分譲マンションとは異なり、自分たちでやらなくてはならないことも多いもの。1か月半~3カ月前から動き始めると新居での暮らしのスタートをスムーズにすることができます。 【写真集】引っ越し前に必ずやるべき10のTODOリスト<新築一戸建ての場合> まずは、「いつまでに」「何を」やるべきかをしっかりと把握し、段取りを整えること。あとは、気合を入れてタイミングを逃さずに進めていきましょう! 引っ越し前にやっておきたいことを、新築一戸建てならではのポイントも踏まえてリストアップしました。
1 引っ越し業者の決定と予約
【いつまでに?→引っ越しの1か月前まで】 引っ越しを依頼する業者はさまざま。粗大ごみの廃棄、ハウスクリーニングの有無、家電の設置、デリケートな家具の取り扱いなど、必要なサービスを確認して、合ったものを選びましょう。また、引っ越し時期の繁忙期(3~4月)には希望の日程が押さえられないことも考えられるので、引っ越し日が決まったらすぐに動き始めておくと安心です。
2 家電の購入とレイアウトを決める
【いつまでに?→引っ越しの1か月前まで】 新居に合わせて新しく家電を購入する方も多いのでは?大型家電や海外ブランドの製品はすぐに届かないこともあるため余裕をもった購入計画を立てましょう。 特に冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの生活に関わる家電は欠かせないもの。購入前に設置する場所、サイズ、壁の位置などを把握しておくことも大切です。一戸建ての場合、マンションと異なり、階段を使って上階へ移動するケースも。階段が通路が狭すぎて大型家電が入らないと新生活が快適に過ごせません。設置までの動線も必ず確認しておきましょう。 また、エアコンについては室内の配置場所だけではなく、電源や配管穴の有無、室外機の設置場所も重要。場合によっては追加の工事や部品などが必要となり、設置が1日で完了しない場合もあるため注意が必要です。
3 家具の購入とレイアウトを決める
【いつまでに?→引っ越しの1か月前まで】 新居での新たな暮らし。インテリアを考えるのは楽しい時間ですよね。部屋の雰囲気を決める重要なファクターとなるものがソファ、ダイニングセット、照明などのメインの家具。これらの家具自体のセレクトはもとより、家族の動線を意識し暮らしやすいレイアウトを設計しましょう。 ソファやベッドなどの大型家具のレイアウトを事前に決めておくことで、引っ越しの際の搬入もスムーズに。レイアウト図を用意しておくと伝わりやすくなります。家電と同様、搬入ルートの確認もお忘れなく。お気に入りの家具が搬入できないとなったら泣くに泣けません。 また、新規で家具購入する場合、受注生産は時間がかかることもあるため納期の確認を!海外輸入家具は到着まで6カ月近くかかることも多いようです。また、ほとんどの窓に必要となるカーテンは忘れがちなアイテム。カーテンレールの設置や採寸なども必要となるため、当日に使えるよう準備は早くしましょう。 色味やサイズ、レイアウトなど押さえるべきポイントが多い家具選びは悩ましいもの。インテリアコーディネーターにトータルで相談するというのも1つの方法です。