アマゾン配達員側、救済申し立て 加入組合との団交拒否巡り
インターネット通販アマゾンジャパンの商品配送を委託されているドライバーが加入する労働組合「東京ユニオン」は26日、待遇改善を求める団体交渉の申し入れに対し、同社が「雇用関係がない」などの理由で応じないのは不当労働行為だとして、東京都労働委員会に救済を申し立てた。 労組によると、ドライバーはいずれもフリーランス(個人事業主)で、アマゾンや下請けの運送会社と業務委託契約を結んでいる。ただ、アマゾンから荷量や配送ルートを指示されるなど、実態は同社の指揮監督下にある労働者だと主張。業務時間や報酬を巡り、団体交渉する権利があると訴えている。