グラハン経験者へ復職支援、新会社が“即戦力”プログラム 成田空港で6/1から
成田空港でグランドハンドリング(グラハン、地上支援)事業を展開するJBS(東京・千代田区)は、離職したグラハン経験者へのリスキリング(再訓練)プログラムを6月1日から始める。空港で使う特殊車両「GSE(航空機地上支援車両)」を用い、即戦力としての復職を支援する。 成田空港に隣接する航空科学博物館の敷地内にある教育施設「空飛ぶ学び舎ラボ」と連携して支援する。旅客・ランプ業務の座学から実技までのプログラムで、成田空港の機能強化や応需能力向上に対応する。 JBSは同ラボのスタッフを中心に発足。コロナ禍で離職したグラハン経験者を集め、3月15日から成田でのグラハン事業に新規参入した。発足経緯から、グラハン業界に復帰を希望する経験者に教育機会を提供したい考え。 グラハンは全国的に人手不足が深刻化しており、成田空港でも新規就航や増便への対応が課題となっている。
Yusuke KOHASE