ワン・イーボーがハードアクションを披露 『FPU ~若き勇者たち~』2025年1月10日公開
ワン・イーボー主演のアクション映画『維和防暴隊(原題)』が『FPU ~若き勇者たち~』の邦題で2025年1月10日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開されることが決定した。 【写真】主演作『熱烈』ではブレイキンを披露しているワン・イーボー 本作は、国連平和維持活動のために組織され、平和的に紛争を解決する警察部隊「Formed Police Unit(FPU)」を題材に、死の危機に瀕しても任務に邁進する彼らの激闘をリアルに描いた本格アクション映画。本国中国では週間興行収入No.1ヒットを記録した。 監督を務めたのは、『マトリックス』でキアヌ・リーブスのアクションコーチを担当した武術監督出身のリー・タッチウ。製作総指揮には、香港映画『インファナル・アフェア』3部作の監督・製作・撮影で知られる巨匠アンドリュー・ラウが名を連ねた。 政府軍と反政府組織との武力紛争が激化するアフリカへ、平和維持活動のため結成された中国の組織警察隊「FPU」が国連の要請により派遣された。チームワークを重んじる分隊長ユー(ホアン・ジンユー)や人一倍正義感が強い狙撃手ヤン(ワン・イーボー)ら精鋭メンバーたちは最も危険なエリアに向かい、逃げ場を失った人々の安全確保に全力で邁進する。大量虐殺、テロ攻撃、暗殺、大暴動、人質事件…。彼らは困難な出来事に立ち向かい、命の危機に幾度となく直面するが、人々に平和な日常を取り戻すため、そして隊員全員が無事に祖国へ帰るため奮闘する。しかし、予期せぬ運命が待ち構えていた。 人命救助に情熱を燃やす青年・ヤンを演じたのは、2024年に『無名』、『ボーン・トゥ・フライ』、『熱烈』の主演映画3本が日本で公開されたワン・イーボー。本作では過酷なハードアクションを披露している。さらに、リーダー・ユー役を高校生の青春BLドラマ『ハイロイン』で主役を務めたホアン・ジンユーが演じ、高度なミリタリーアクションをやり遂げた。そのほか、『華麗なる皇帝陛下(エンペラー)』のグー・ジアチェンらが出演している。 映画化の準備と撮影には1100人以上のスタッフを動員し、3年以上の歳月を費やした本作。中国ではFPUとして2000年から世界13地域に2700人を派遣し、現地の平和回復と維持に貢献しているが、実際の中国平和維持警察にも取材を敢行。撮影現場ではキャストに演技指導をすることもあったという。また、劇中では銃器から装甲車に至るまで多岐にわたるガジェットも登場し、エンドクレジットではメイキング映像も楽しめる。
リアルサウンド編集部