1人ユニットの吉田綾斗が藤田ミノルの力を借り新王者へ!笹村あやめが自団体のベルト初戴冠!
25日、千葉・TKPガーデンシティ千葉にて『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』が行われた。今大会の見所は以下2大タイトルマッチだ。 ▼2AW無差別級選手権試合 【王者】滝澤大志 vs 【挑戦者】吉田綾斗 ▼2AWタッグ選手権試合 【王者組】真霜拳號/ナカ・シュウマ vs 【挑戦者組】吉野コータロー/笹村あやめ 6月23日『有限会社 山﨑工業プレゼンツ 2AW 旗揚げ5周年記念大会 GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』で行われた2AW無差別級選手権試合で、ぶっ飛べミサイルキッカーズのパートナーでもある若松大樹を下し初防衛を果たした滝澤。そして次なる挑戦者として吉田綾斗が名を上げた。 現在、1人ユニットという稀有なユニット”吉田綾斗だけ”の吉田綾斗。藤田ミノルが吉田を胴上げしたいという意図から1人ユニットとして吉田を確立させようとしているが、事実上そこには藤田ミノル、ヤス・ウラノ、チチャリート・翔暉がいる。仲間のような、そうではないような不思議なユニットだ。 吉田は滝澤に対して挑戦表明をするものの滝澤に一蹴され、それでも執拗に吉田はタイトルマッチを要求。こうしてタイトルマッチが決定し、SNSでのやり取りや前哨戦は笑いが度々起こる不思議な空気感で進んでいった。そしてこの日の2AW無差別級前哨戦。今まで名勝負を幾度となく繰り広げてきた両選手は、やはり今試合でも多いにお客を盛り上げた。 試合は終盤滝澤が掟破りのバックドロップを放ち、吉田は追い詰められる。しかし最終的には藤田がフィニッシュに使用していたサスケ騙しセグウェイからのバックドロップで3カウントを奪い、見事新チャンピオン吉田綾斗が誕生した。 試合後マイクを握った吉田が「今日のところはミスター2AWより、エースの方が上やったな!ただな、あんたとの試合くそほどしんどいわ。まあ何があっても、当分俺のベルトには挑戦してこんといてくれ。見たかみんな、言ったやろ?ずっと言ってたやろが!吉田綾斗の価値が落ちてるとか実績がないとか言ってたけど、これが吉田綾斗の実力や!」と言ったところで最上九が登場。 「なんや?入るな!挑戦表明か?来月はタイトルマッチしません。来月にはトーナメントがある」と拒絶するが、続けざまに吉野コータロー、笹村あやめ、そして花見達也、仁木琢郎が続々とリング周りに集まり始めた。「なんやお前ら全員挑戦表明か?トーナメントの意気込み言いにきたんか?ええねん、そんなんバックステージで言ってこい!優勝したい、優勝したい、優勝します、優勝しますって言うだけやろ?ええねん!今はチャンプの時間や!!出てけぇ!そんなん来月試合で見せろ!トーナメント優勝するのはチャンピオンの俺や」と吉田節とも言えるマイクを見せた。 9月8・15・16・23・29日の日程で行われる2AWトーナメント『ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT』。他団体選手としてREAL ZERO1のクリス・ヴァイスが参加する。新王者となった吉田はタッグパートナーであるチチャリート・翔暉と一回戦で当たる。