《アミューズが「強い憤り」緊急声明》都知事選で「三浦春馬さんの選挙ポスター」をYouTuberが大量掲示 ファンは「不謹慎すぎる」と悲痛の声
7月7日に投開票が行われる東京都知事選。先日は河合悠祐候補(43)が掲示した女性アイドルの「ほぼ裸ポスター」が問題視されるなど、選挙ポスターの問題が注目されている。そんな中、現在渋谷区の掲示板に大量に掲示されている「三浦春馬さんが掲載されたポスター」が物議を醸している。ファンから怒りと悲しみの抗議が上がるなか、三浦春馬さん(享年30)が所属していたアミューズが公式声明を出した。 【写真】問題となっているアミューズの近くに掲載された選挙ポスター
6月28日現在、渋谷区内の3箇所に計60枚、2020年7月に亡くなった俳優・三浦春馬さんに酷似したイラストを用いているポスターが掲示されている。通行人の中には、驚いたような表情で前を通り過ぎる人もいた。 「これは『春活channel』というYouTubeやXなどを運営するユーザーが張りり出したものとされています。本人が6月23日付のXでも『私が作成したポスター“世界は三浦春馬であふれてる”が渋谷区の3箇所に貼りだされてました!』と、写真付きで報告しています」(芸能関係者) ポスターは、三浦氏の似顔絵とみられるイラストに「世界は三浦春馬であふれてる」と「選挙を楽しもう」というメッセージ、そしてQRコードが掲載されている。このQRコードを読み込むと、『春活channel』のYouTubeアカウントに飛ぶ仕組みだ。
「同人物は三浦さんのファンとして活動してきたようで、現在、各アカウントのアイコンにも三浦氏の別の似顔絵を使用しています。ポスターに関しては、6月23日にYouTubeで公開した動画内で『東京都知事選挙のポスター掲示場をジャックせよ、ということで、この企画に乗らせていただいた』と話していました」(同前) 「ポスター掲示場をジャックせよ」とは、都知事選で政治団体「NHKから国民を守る党(以下、N国党)」が展開する企画である。N国党は“寄付者”にポスター掲示場の掲示スペースを販売しており、寄付をした者は独自に作成したポスターをスペースに貼ることができるとされている。 しかし、三浦さんのファンからは悲しみと怒りの声が上がっている。ネット上には、〈お願いです。こんな事やめて下さい〉〈N党でしょうか? 掲示板ジャック。春馬さんを使わないで欲しい〉〈故人はさすがに不謹慎すぎるでしょう〉といった意見が出ている。