ファビアーノ・ド・ナシメントとダニエル・サンチアゴ、現代ブラジルを代表するギタリスト2人の共作がリリース
今年2月にサム・ゲンデルとの共作『ザ・ルーム』を発表、それに伴い7月には渋谷WWW Xで一夜かぎりデュオ公演も行なわれ話題を呼んだブラジル出身 / LA拠点のギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメント(Fabiano do Nascimento)と、コンテンポラリー・ジャズ界においてブラジル屈指のギタリストと称されるダニエル・サンチアゴ(Daniel Santiago)とのコラボレーション作『オーリョス・ダグア』が、8月30日(金)に「bar buenos aires」よりCDとLPでリリースされます。 2人は、ブラジル音楽を起点に伝統音楽、ジャズ、クラシック、アンビエントにアプローチし独創的な音楽を探求する、現代ブラジルを代表するギタリスト / コンポーザー / プロデューサー。長年の友人でありコラボレイターでもある両者による本作は、ダニエルの故郷ブラジリアで録音。2023年のファビアーノ作品『Das Nuvens』におけるコラボレーションとは異なり、両者のギタリストとしての豊かなテクニックとバックグラウンドに裏打ちされた、多彩な演奏表現や音色がマジカルに響き合う作品となりました。 メロディアスなハーモニクスや変拍子を自在に操るファビアーノのギターと、リリカルなアルペジオや高度なハーモニーを聴かせるダニエルのギターが有機的に絡み合う中、ゲストのジェニフェル・ソウザのヴォーカルや岡村さくらの笙の音色がさらに彩りを加えています。また、随所に繊細な空間処理やエフェクトがほどこされ、瞑想 / アンビエント的でありながら微熱を帯びた土着性も内包した、聴くものの感性の深くまで届く刺激も湛えた仕上がりとなっています。