８回守備前、選手交代を告げた三浦大輔監督（カメラ・岩田　大補）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人４―０ＤｅＮＡ（１５日・福井） 　ＤｅＮＡは巨人先発・堀田にわずか３安打と封じられ、先発した石田健も踏ん張り切れずに３連敗。今季４度目の完封負けで最下位転落となった。 　つながらなかった。初回１死から関根が中前打、２回２死から戸柱が左前打を放つも、以降は堀田の力強い直球を捉えられずに無安打と太刀打ちできなかった。 　先発・石田健は初回２死一、二塁から坂本に左前へ適時打を許して先制点を献上。０―２の７回には先頭の岸田に右前打を打たれると、１死二塁から代打で出場した丸に２ランを浴び６回１／３６安打４失点でＫＯされた。試合前まで地方球場では４試合に登板し３勝０敗、防御率０・４０と好成績を残してきたが、キラーぶりを発揮することはできなかった。 　初回に２試合連続の失策で先制のきっかけを与えた牧は「あのエラーで（石田）健太さんのリズムもチームのリズムも崩れた。完全に自分のエラーのせいで負けた試合。まだまだ実力不足ですし、スタメンで出る以上はしっかりとさばいていかないとバッテリーにもチームにも迷惑がかかる」と反省した。 　借金は今季最大の５に膨れあがり、三浦大輔監督は「やるべきことをしっかりできていないところもある。借金をなくすために、そういうところをしっかりしないといけない」