【モデルプレス流行語大賞2024】全22語を発表「縦眉毛」「もうこないからねー」「ほんmoney」など
【モデルプレス=2024/11/28】女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による【2024年版】流行語大賞。読者アンケートに基づき、今年の流行語22ワードを発表する。 【写真】モデルプレス流行語大賞一覧 ◆「モデルプレス流行語大賞」選考基準 (1)読者アンケートの結果 調査期間:2024年10月18日~11月15日rd 回答数:108,426件(性別比:女性91.7%、男性6%、回答なし2.2%) 年代内訳:10代9.1%、20代32.8%、30代36%、40代10.9%、50代7.8%、60代以上3.6% └うち学生の回答数:30,822件 └内訳:小学生3%、中学生2.8%、高校生27.9%、大学生・専門学生・大学院生66.3% (2)「モデルプレス編集部」7名による審査 ◆モデルプレス流行語大賞2024(50音順) ◆おい、笑える TikTok上でバズったある女性の言葉が発祥。撮影者が女性へ声をかけたところ「おい、笑える」と元気よく返答が。その独特なイントネーションやワードチョイスがあらゆる人の心を掴み、瞬く間に広まった。 ◆エロがんなって ABEMAのドキュメントバラエティ「愛のハイエナ2」に出演した人気ホスト・爆撃竜馬から発せられた衝撃的なセリフ。6月の放送回にて、山本裕典がNo.1ホストを目指すストーリーを追う看板企画「山本裕典、ホストになる。~大阪編~」に出演した爆撃が姫(客)に接客するシーンが映し出され「かわよ」「マジ可愛いな」と褒め続けながら肩に手を回し「エロがんなって」と一言。聞き馴染みがないにも関わらずキャッチーなワードがネット上で笑いをかっさらった。 ◆横転 いわゆるネットスラングで、“ズッコケ”と同様に拍子抜けしてそのまま転んでしまうかのような、ツッコむ意味も込められたフレーズ。 ◆顔ない 「横転」と同様にネットスラングの一つ。あまりにも恥ずかしい状況や、どうしようもない状況の投稿に引用するような形で使用することがしばしば。 ◆菊池風磨構文 9月よりNetflixにて配信されているtimeleszの新メンバーオーディション「timelesz project -AUDITION-」の予告映像から波及した、審査中のメンバー・菊池風磨の一言。ある候補者が途中まで歌ったものの「…忘れちゃいました」と歌唱を断念したことに対して菊池が「歌詞忘れてるようじゃ無理か。歌詞はね、入れとかないと(笑)」と笑いつつも厳しく注意する姿が話題に。ファン以外にも拡散され「〇〇ないようじゃ無理か。〇〇はね、〇〇しておかないと」と別の話題の際にも用いられるようになり“構文”として親しまれた。 ◆厳しいって "強い男を取り戻す"をキーワードにYouTubeで男性に向けた発信を行うメンズコーチ・ジョージの言葉。男性を律する清々しい姿が人気を集めており、なかでも「スポーツ経験がない」「二度寝をしてしまう」などなにかを実行できていない男性の条件を挙げ「危機感持った方がいい」「厳しいって」と訴える様子がバズった。 ◆心安らかなり 2017年に学校法人「森友学園」の前理事長・籠池泰典氏が発したワードが再びネットで注目。これは、詐欺罪などで実刑が確定した籠池氏が出頭する際に「ん、心安らかなり」と呟き、詩を詠むという行動を映したニュースのキャプチャが広まったことがきっかけ。どうしようもないような状況や、ツッコむまでもないような投稿に対して同キャプチャを貼り付けて対応するような例が見られた。 ◆絶対アイドル辞めないで 指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVE(イコールラブ)が7月にリリースした楽曲「絶対アイドル辞めないで」。ストレートなタイトルの通り、ファンの目線でアイドルへの思いを歌った楽曲で、「好きな人がいるのなら 内緒にして ねえ 神様は将来と指輪をどこかに隠してね」といつか訪れるかもしれない結婚や引退への悲痛な思いや「君の努力、私の愛成り立つこの関係」とアイドルとファンの関係性を表す少し残酷とも言える歌詞に、=LOVEのファンのみならずアイドルを応援する多くの人の間で話題になった。 ◆それガーチャー?ほんまゴメンやで 「それガーチャー!ほんまごめんやで」は「それガチ?ほんとごめん」といった意味を指していると思われる、timeleszの菊池風磨が主演を務めた日本テレビ系土曜ドラマ「ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~」(2023年10月期)第8話内のセリフ。同作にも出演したモデルの今井アンジェリカが流行らせた言葉で、TikTokの音源にもなるなど、日本のみならずK-POPアイドルの間でも話題になった。 ◆TJ Travis Japan Tomonori Jinnai Travis Japanと、同じイニシャルである陣内智則をかけたワード。主に松田元太がバラエティ番組などで発することが多く、X(旧Twitter)上では、あえて筆記体のようにフォントを変えてエレガントに表現することが多い。 ◆タイミーさん スキマバイトシステム「タイミー」で働く人を指す「タイミーさん」。臨時で働くことから本人の名前ではなく「タイミーさん」と呼ばれることが多くなるという現象に由来している。 ◆縦眉毛 Mrs. GREEN APPLEの大森元貴の特技とされる縦眉毛。眉尻を自在に操り、もはや縦になるのではないかというレベルまでつり上がった眉と、険しい表情にハマる人が続出した。 ◆猫ミーム 日常のエピソードやあるあるネタを実写の猫の写真や動画を切り抜いて作成したおもしろ動画。中毒性のある猫の動きと音楽が人気を呼び、TikTokやXで流行した。 ◆ほんmoney kemioが発信源とされる「ほんmoney」は、kemioが言う「ほんまに」が「ほんmoney」と発音しているようだと例えられたコメントがきっかけ。「おったまget down」など派生語も生まれた。 ◆松本まりかチャレンジ 松本まりかが主演を務めたテレビ東京系ドラマプレミア23「夫の家庭を壊すまで」(7月期)第7話のセリフが、最終回を迎えた後にもバズ。みのり(松本)の財産目的で息子を結婚させた裕美(麻生祐未)に対して放つ「辞めた?」「辞・め・さ・せ・ら・れ・た。の間違いじゃないですか?」などの印象的なセリフに加え、表情豊かに詰めていく狂気に満ちた演技は中毒性があり、松本と同じように表現力たっぷりに演じて真似をすることがムーブメントと化していた。 ◆無課金おじさん 世界が熱くなったパリオリンピックの射撃混合エアピストルに出場し、銀メダルを獲得したユスフ・ディケチ選手の愛称「無課金おじさん」。ゴーグルや耳当てなど、特別な装備は付けず、まるでゲームの無課金状態のようなシンプルな装いで銀メダルまで勝ち取ったカッコよさが話題を集めた。 ◆メロい メロメロを形容詞化した言葉。推しなど対象の人物に対して溶けるほど惚れ込んでしまった際に使用される。 ◆もうええでしょう Netflixシリーズドラマ「地面師たち」でピエール瀧が演じた後藤が、交渉シーンの際に幾度となく発した「もうええでしょう」。早く話を切り上げたいときや、ピンチを免れたいときに使うことが多かった。 ◆もうこないからねー 世界的に再ブームとなっているたまごっちによる、2005年リリースのビデオゲーム「たまごっちのプチプチおみせっち」内の言葉がネット上でリバイバル。プレイヤーが育てた“おみせ”が完璧ではない場合にまるっちから発せられる「もうこないからねー」といったワードのシュールさと可愛らしさにツボる人が続出した。 ◆もっと大きなヤマを狙いませんか? 「地面師たち」で、豊川悦司が演じたハリソン山中が1話で発したセリフ。「大きなヤマ」=「死人がゴロゴロ出るようなヤマ」を示しており、艶と狂気を絶妙なバランスで感じられる独特な口調は初回から視聴者を惹き付けた。 ◆最もフィジカルで最もプリミティブでそして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます そんなハリソンのセリフからもう1つランクイン。裏切った元仲間を殺す際に発せられた、ハリソンの不気味な性質が表れたセリフ。なかなか日常で合わせて聞くことは少ない「フィジカル(肉体)」「プリミティブ(原始的な)」「フェティッシュ(性的魅力を感じるもの)」を乱用する視聴者が多数だった。 ◆○○キャンセル界隈 風呂に何日間も入らないことを指す「風呂キャンセル界隈」に始まり、なにか当たり前とされる行為をやらないことを「○○キャンセル界隈」と指す例が続々と誕生した。 ◆モデルプレス国民的推しランキング SNSの総フォロワー数380万人超えの「モデルプレス」が、WEBアンケートで読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、各種エンタメ・ライフスタイルにまつわるランキングやアンケート結果を発表するオリジナル企画。これまで発表したランキングには「『2024年ヒット予測』エンタメ(俳優・女優)ライフスタイル(ファッション・美容)などのトレンド完全予測」や毎クール恒例「今期最もハマっているドラマTOP10」、「筋肉イケメンランキングTOP20」などがある。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】
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