味覚の冒険。チーズボードで新しいサンドイッチを発明するアイデア
「冷蔵庫にうまく組み合わせられる食材がない」 そんな時どうしますか? エッグ・サンドイッチはつくれないものの、チーズボードの残り物として、ジャム、ナッツ、チーズ、マスタードなどの食材はあるとします。 今回は、そんな状況でもつくれる「チーズボードサンドイッチ」をご紹介します。
予想外の組み合わせから生まれるサンドイッチ
私がチーズボードサンドイッチを思いついたきっかけが、チーズボードの残り物で偶然つくられた、冷たいシャープチェダーチーズとブラックベリージャムのサンドイッチでした。 グリルチーズサンドイッチとは明らかに違い、このサンドイッチには冷蔵もしくは常温の材料しか含まれていません。 チェダーチーズは酸味や塩気があり、風味が豊かで、ジャムは甘くまろやかでした。スポンジのようなチャバッタ(イタリアの食事パン)がすべてをまとめてくれます。 最初は私自身も、こんな組み合わせはあり得ないと思っていました。 しかし、もっとも風味豊かで、食感が魅力的な一口をつくるために組み合わされた材料としてベストなチョイスがチーズボードのうえに集められています。 クラッカーではなく、大きなパンにそれらを挟んでもおいしいに決まっているでしょう。
良いサンドイッチは、味のバランスが必要
組み合わせは、あなたのチーズボードの品によって変わります。 チーズ、ジャム、ハチミツ、またはマスタード。生またはドライの果物スライス、ナッツ、ピクルス、またはオリーブを追加してみてください。 まずは、チャバッタのスライスを数枚焼きます。フランスパン、ベーグル、または普通の食パンを使っても構いません。 さて、もっとも難しい部分に取り組みましょう。それは、味の組み合わせです。 塩味、酸味、苦味、甘さ、旨味。5つの味のうちの2つまたは3つの要素を組み合わせてみてください。 塩味のパルメザンチーズのスライスと、甘い洋ナシや砂糖漬けのピーカンナッツを一緒に挟んでみては? また、黒オリーブと熟れたイチジク、チーズでタプナート(ペースト)をつくってみるのもよし。ブルーチーズにローストしたクルミ、ドライアプリコットをロールに重ねて、ハチミツをかけてみるのもよし。 冷蔵庫にちょうどいい食材がなかったとしても、思いもしなかった組み合わせから素晴らしいサンドイッチが生まれることもあるのです。
ライフハッカー・ジャパン編集部