米司法省、マルウェア作成容疑で中国人逮捕 サイバー攻撃に使用
[シンガポール 30日 ロイター] - 米司法省はマルウエア(悪意のあるプログラム)を作成・使用した容疑で中国人の男を逮捕したと発表した。サイバー攻撃や大規模詐欺、児童搾取などに使われていたという。 シンガポール紙ストレーツ・タイムズ紙は30日、容疑者は35歳の男で24日にシンガポールで逮捕されたと報じた。 司法省は29日付の声明で、同容疑者らはマルウエアを作成して拡散し、世界中の数百万台の家庭用ウィンドウズコンピューターのセキュリティーを侵害してネットワークを構築したと指摘した。 乗っ取ったプロキシIPアドレスを販売して2018年から22年7月までの間に9900万ドルを得ていたという。