【ライブレポート】青春ヶ丘俊光がファンを熱狂に導いた「全力疾走ツアー」閉幕、「最高って言葉以外思い浮かばない」
YouTuberグループ東海オンエアのメンバー・としみつがアーティスト・青春ヶ丘俊光として、11月17日に東京・Spotify O-EASTで全国ツアー「全力疾走ツアー この漢 青春ヶ丘」最終公演を行った。 【写真はこちら】熱いパフォーマンスを見せる青春ヶ丘俊光 ■ 命を燃やして死ぬ気でやる 2019年6月にソロアーティスト・TOSHIMITSUとして「THE BEST」でデビューし、2024年6月に最新EP「THE BEST4」をリリースした彼は本作を区切りにアーティスト名を青春ヶ丘俊光に変更。「全力疾走ツアー この漢 青春ヶ丘」は新名義初となるツアーで、俊光は自身のX(旧Twitter)を通じて「今年最後のライブになるであろう。命を燃やして死ぬ気でやるからお前の事待ってる。やるぞ!!!!!!!!」と最終公演に懸ける並々ならぬ思いを語っていた。 ■ さながらロックスター バンドメンバーがにぎやかなサウンドを奏でる中、リーゼントスタイルの俊光が勢いよくステージに姿を現した。俊光の登場に、場内はたちまち歓喜の声に包まれる。スタンドマイクを前に「渋谷やるぞー!」とハイキックした彼は、夢追う人の背中を押す「輝跡」でライブをスタートさせた。「LOVE SONG」で俊光がスタンドマイクを持ち上げながら、拳を突き上げてアグレッシブにパフォーマンスする姿はさながらロックスターのよう。「ド頭からアクセルベタ踏み全開でぶっ飛ばして行こうと思います!『全力疾走ツアー』戦いに来てんだよ!」と息巻いた俊光がピースマークを掲げながらオーディエンスのより近くで「ハッピーにいこうぜ」を歌うと、場内はピースフルなムードにあふれた。 ■ 戦いだって言ったじゃん 「C.A.K.E」では艷っぽい歌声を響かせ、「RESTART」「Freedom!」のバラードアレンジでは情感豊かなボーカルをしっとり届けるなど、豊かな表現力で観客を魅了していく俊光。その後「Revolver」でステージを降りた彼は、ファンに持ち上げられながら「全員のこと見てるって言ったじゃん。戦いだって言ったじゃん。お前らもなんか叫ぶんだぞ。『2階席だからゆっくり観れるわ』じゃねーんだよ!」と感情をぶつけ、再び熱気を呼び戻すように歌唱。そして、「Dog & Soul」でも衝動ほとばしるパフォーマンスを繰り広げた。 ■ アンコールで新曲初披露 「Splendor」での観客のシンガロングやハンドクラップでフロアの一体感が高まったあと、青春を感じる瑞々しいロックナンバー「I don't stop playing!!」、俊光が夢見る世界を描いた「夢で逢いましょう」で本編は終了。彼は「最高って言葉以外思い浮かばない。これからもみんなにパワーを送っていきたいと思います」とメッセージを残して、ステージをあとにした。 アンコールを求める熱烈な声に応えて、舞台に戻ってきた俊光は「I'm a crazy」という歌詞が印象的な新曲を初披露。もう1曲、壮大なロックサウンドが耳に残る新曲も歌い、東海オンエアの活動に対する思いを込めた「ユートピア」でライブを締めくくった。ストイックに歌声を届け続けた俊光は、ファンを指差しながら満面の笑みを浮かべてステージ袖へと消えていった。 俊光は2025年4月から5月にかけてZepp対バンツアーを行う。 ■ セットリスト □ 「青春ヶ丘俊光 1st ONEMAN『全力疾走ツアー この漢 青春ヶ丘』」2024年11月17日 Spotify O-EAST 01. 輝跡 02. LOVE SONG 03. 浪漫ticSTAR 04. ハッピーにいこうぜ 05. C.A.K.E 06. RESTART 07. Freedom! 08. Bye Bye Bye 09. Revolver 10. Dog & Soul 11. スーパースター 12. Splendor 13. I don't stop playing!! 14. 夢で逢いましょう <アンコール> 15. 新曲1 16. 新曲2 17. ユートピア ■ 公演情報 □ 青春ヶ丘俊光 Zepp対バンツアー(※ゲストは後日発表) 2025年4月25日(金)大阪府 Zepp Osaka Bayside 2025年4月30日(水)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO) 2025年5月6日(火・祝)北海道 Zepp Sapporo 2025年5月15日(木)福岡県 Zepp Fukuoka 2025年5月18日(日)愛知県 Zepp Nagoya