『ライオン・キング:ムファサ』吹替版にMARIA-Eら出演 吉原光夫&和音美桜は夫婦役に
12月20日に公開される『ライオン・キング:ムファサ』“超実写吹替版”の追加声優キャストとして、MARIA-E、吉原光夫、和音美桜、悠木碧、LiLiCoの出演が発表された。 【写真】『ムファサ』で吹き替え声優に初挑戦するTravis Japan 松田元太 壮大なアフリカの大地を舞台に、“生命”をテーマに描かれた一大叙事詩『ライオン・キング』。アニメーション映画として誕生し、2019年には超実写版『ライオン・キング』として全世界で公開され、ディズニー映画として世界歴代映画興収1位となる約16.6億ドルを記録した。 『ムーンライト』でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンスが監督を務めた本作は、2024年に劇場公開から30周年を迎えるアニメーション映画『ライオン・キング』で息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日の兄弟の絆を描く、『ライオン・キング』はじまりの物語だ。 “超実写吹替版”には、主人公ムファサ役で尾上右近、タカ役でTravis Japanの松田元太が出演する。 新たに出演が発表されたミュージカル俳優・歌手のMARIA-Eが吹き替えを担当するのは、シンバの母・サラビ。サラビは後に、主人公ムファサの妻となり、プライドランドの女王となる存在で、ムファサとタカ(後のスカー)の絆の物語においてもカギを握ることとなる。若かりし頃から気高く、群れから離れても一人で生きていける強さを持ち合わせていたサラビだったが、ある出来事をきっかけに彼女は仲間の大切さを思い知ることになる。『ヘアスプレー』や『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』などに出演してきたMARIA-Eは、舞台で培われてきた歌唱力を活かし、これまで描かれてこなかったサラビの胸の内を表現していく。 さらに、ムファサの父・マセゴ役には、映画『美女と野獣』でガストン役の日本版声優を務め、ミュージカル『レ・ミゼラブル』にジャン・バルジャン役で出演する吉原、ムファサの母・アフィア役には元宝塚歌劇団宙組の娘役で、ミュージカル『レ・ミゼラブル』や『モーツァルト!』にも出演した和音が決定。実際に夫婦でもある吉原と和音が、ムファサの両親役で共演を果たすこととなった。 そして、ムファサとタカの前に立ちはだかるヴィラン・キロスの仲間の姉妹ライオンのひとりアクア役を、『僕のヒーローアカデミア』蛙吹梅雨役などで知られる悠木が演じる。また、雄大なサバンナに住む賢いキリン役として、映画コメンテーターでタレントのLiLiCoも出演する。
リアルサウンド編集部