限定パッケージ考案 氷見産ハトムギチョコ 富山北部高生が専門店と協力「新たな名物に」
富山北部高3年生の4人が、富山市総曲輪のチョコレート専門店「ハミングバード」と協力して、氷見産のハトムギを使ったチョコレートに生徒がデザインした限定パッケージを考案した。店オリジナルのホワイトチョコレートとハトムギパウダーを混ぜた板チョコ「ハトムギ茶チョコ」が7日、同店で販売された。生徒はハトムギを富山の新たな名物にして、地域の活性化につなげたいと意気込んでいる。 富山のハトムギが作付面積日本一で氷見産が多いことに着目し、魅力を発信しようと、情報デザイン科の野中瑞姫さん(18)、村田響さん(18)、宮口陽菜さん(17)、廣田李冬さん(18)の4人が課題研究のテーマにハトムギを選んだ。 7日に「ハトムギ収穫祭」が開かれ、ハトムギ茶チョコの販売やハトムギ茶ティーラテのテイスティングが行われた。ハトムギ茶チョコのパッケージは、ハトムギの生産地である氷見とハミングバードの位置を星のマークで示し、富山北部高のイメージカラーである紫と青で彩った生徒のデザインが採用された。 リーダーの野中さんは「ハトムギは美容や健康にも効果的。ハトムギといえば富山と言われるようになってほしい」と話した。ハトムギ茶チョコは受注販売可能で、1月20日に富山市の県民会館で開かれる「北高展」で課題研究の成果を発表する。